こんにちは、ブランドプランナー、webディレクターの錦織です。

お客様に工務店さんがいらっしゃるのですが、千葉県南部の方々は台風で自身も停電や断水に合っている中、壊れた家の応急処置すらままならず、体力的にもかなり厳しいようです。

ただ、特に心配していた千葉県最南端の方は、その地域に関しては配給はたくさんあるみたいで、食べるのには困っていないとおっしゃっていました。
でも、野菜が全然食べられる機会がないとのことで、ビタミン不足が心配ですね。

中にはブルーシートも水も食べ物もいっていないところがあるとのことで、少しでも早く平穏な生活に戻れるよう、お祈りしています。

 

今日は、そんな状態ですがリスケになっていたブランディングのZOOM会議が行われました。

コーポレートアイデンティティづくりに関して、最後の詰めあたりです。

コーポレートアイデンティティとは企業個性のことで、その企業らしさをカタチづくるものです。
企業理念、ビジョン、ブランドメッセージなどです。
 

今回、骨格となる企業理念はもともとあったのですが、それをさらに深掘りし、タグラインや行動指針、ブランドストーリー作りなどそこから派生するものを一緒につくってきました。

本日はそれらの最終調整です。
今日のミーティングの終わりに、ちょっと振り返りの話が出たときに印象的だったことがあります。

 

「2回目だったかなぁ、、みんなにインタビューしたやつを共有したとき。
 あのときのじんわりした感動は良かったね。
 あれ以上の空気感を目指したいな」

 

はい、私もよく覚えています。
当時、ブランディングミーティングには9名様にご参加いただき、はじめに9名全員の方にインタビューしました。

お一人30分目安でしたが、中には1時間以上お話いただいた方や、「他の人には言わないでください」といったこと、いろいろなお話を聞くことができました。
お話を聞き終わるのに、丸一日かかったように記憶しています。

インタビューでお聞きした内容は、ほぼそのままを文字に起こし、ミーティングの時間の最中に全員の方に時間を取って読んでいただきました。

そこで起きたことは、、
「涙で読めない」
「他の人もこんなこと思ってたんだ・・」
「そうかなぁって思っていたけど、本当にそう思っているんだってわかった。なんか納得できた」

などなど。

 

元々こちらの会社さんは「理念に共感している」人たちが多いことが分かりました。
そして、理念通りだと思っている人も多いことが分かりました。

それは、経営陣にとって、何にも代えられない宝物だと思いました。
そして、表立っては見えにくい絆があることも分かりました。

 

インタビューでお答えいただいた内容がとても前向きなものが多かったことが幸いしていることが前提にはなりますが、本当の、本物の声というのは、芯の心に響くんだな、と思いました。

あの場にいられたことは、私にとっても何にも代えられない宝物です。

 

もし、社内をもっと明るくしたいとか、もっとみんなで楽しく仕事がしたいとか、そんなちょっとした希望みたいなものがあったら、第三者を交えたインタビューと共有はぜひおすすめします。

耳の痛いこともあるかもしれないし、インタビューを共有することによって、淘汰される人もでるかもしれません。
それでも、この社会でこの会社をやっていく理由がここにあるんだという経営者の方は、大がかりなブランディングまでは手が届かなくても、「みんなの本音を第三者に聞いてもらい、それを第三者を交えて共有する」ということはとても必要なことだと思います。

ブランディングのミーティングの中で、いくつかの分析をしたり、みんなでカスタマージャーニーをしてみるとかしますが、結局一番戻るところはこのインタビュー内容だなと思います。
もちろん、そのミーティングの中でみなさんがご自身で気付かれることがあったり、何のためのブランディングなのかが育っていくので、ミーティングの回数もある程度あったほうが良いにこしたことはありません。

ふだんの業務の中だと、業務上のほうれんそうはあっても、そのほかのことはどのくらい話すでしょうか。
例えばうちの子が~とか、この会社ここをこうすると良くない?とか。

その会社に集まっている人種にもよるとは思いますが、公的・会社的会話以外の会話を持つことで、こころの通った強いチームになるように思います。

 

外部の人間だからお役に立てること。
必ずしもブランディングでなくても、例えばコーチングとかメンタリングとかでも良いと思いますが、いいなと思えるチームにしたい経営者の方には、ぜひ一度外部の人間を使ってみることをお勧めします。
言われたくないこともありつつですが、今までベールに隠れていた嬉しいことが見えるかもしれないです。その嬉しいことは経営者の方だけでなく、スタッフさんたちも同様だと思います。

インタビューと共有で、ちょびっと心があたたかく、強くなるかもしれないですよ(^^)