こんにちは、錦織です。

ホームページで反響を取りたい!
仕事をいただくためのホームページであれば、どんな会社さんでも思うことですね。

このところの実体験として、やっぱりこれが大切だなと切に思うことがあります。

リアルに真の願望を持ち、行動している経営者と社員さんたち

ホームページを作る会社さんがリアルに真の願望を持ち、行動している経営者と社員さんたちで運営されている、これに尽きる気がします。

私は、ホームページはその会社さんの姿をそのままぎゅっと凝縮して伝えるツールであると考えています。
その姿に共感してくれた人が結果としてお問い合わせや資料請求をして(ホームページはここまでですが)、
さらにリアルな体験をもってお客様となってくれるものだと思います。

特に彩企画が携わらせていただいている会社さんは、単価が高いものを売っていたり、BtoBだったりするので、その傾向が強いのではないかと思います。

本当の姿を見て共感してもらうツールですから、当然本当の姿が真の願望を持って、行動している経営者と社員さんたちでないと、それは表現できません。

そんなこと言っても、マーケティングを考えなくちゃダメでしょ

もちろん、興味のある人を集めるためにキーワードを調べたり、反響率から逆算してどれくらいアクセスを集めたらよいかを想定したり、SEOでここくらいまでいったらあとはリマケで狙おう、とかそういった施策はもちろん必要です。

これは営業ツールを作る上で必須事項です。

でも、これはあくまで「リアルに真の願望を持ち、行動している経営者と社員さんたち」がいることが前提だと思います。

デザインも良くなくちゃ、問い合わせされないよ

確かに今の時代、ビジュアルは物事の選択の上で重要な要素となってきました。
あまりに淋しいデザインや美しくない画像ばかりでは、どんなに良い取り組みが記載されていたとしても、読んでもらう段階までいくことが難しくなっています。

ですから、ある程度のカメラと腕で美しい画像を準備しておくことも大切です。

また、画像や素敵なデザインだけでなく、動線を意識した分かりやすい情報配置という意味でのデザインも必要です。

そして、これも「リアルに真の願望を持ち、行動している経営者と社員さんたち」がいることが前提だと思います。

理念の川が流れる会社さんとの出会い

どうして今日の記事はこんなことを書いているのかというと、最近あるホームページをOPENしたのですが、その会社さんとの出会いです。

その会社さんは社長さんが15年前から一貫して経営理念に基づき、ヒト・モノ・カネ・情報をよくしようと取り組まれてきました。

何度も取材に応じてくださった社長さんや社員さんたちのおかげで、出来上がったホームページを見ると、どのページを見てもその会社さんの理念のどこかを感じるサイトになっていました。
会社の現状、人の雰囲気、取り組んでいることなど、とてもその会社さんらしいなと私たちも思えるサイトです。

私たちは何を盛ったり、飾ったりしていなくて、取材したそのままをまとめただけなのですが、社長さんがお知り合いの方に「ホームページを見て、心を打たれました」を言われたことを教えてくれました。

★ご許可をいただいたので、原文ママご紹介します。

今まで、ホームページとは別にフォトシネマで「感動しました」というお声をいただいたことはありましたが、ホームページでそこまで言っていただける、しかも納品した会社さんではなくて、そのお知り合いの方がそうおっしゃってくださっている、という聞いて、素直にとても嬉しかったです。
もちろん、社長さんご自身からも「ウルウルしちゃったよ」と照れ隠しをされながらおっしゃっていただいたことも嬉しいです。

そして、いつかホームページでも何か感動に近いような、そんなコンテンツを作ることができて、それに共感してもらえる仕事がしたいと思っていたので、
「ホームページでも心を打つことができるんだ」
と、改めて思えたお仕事になりました。

そして、OPENして1週間くらいで早くも反響が出だしているそうです。
うち1件は大きな案件とのことで、今後が楽しみです。

仕事からの学び

こちらのお仕事を通して、マーケティングやSEO、デザインは当然やらねばならないものですが、その前にホームページを作る会社さんそのものの実態が心に響くものがあることが大事だと切に思いました。
心に響くもの、それはみんなの願望だと思います。

私はこんな経験をしたから、お客様にはこう幸せになってほしい、
自分は今までの人生を踏まえて、社会にこんな風に貢献して生きていきたい、

そんな思いから出る行動が会社を良くして、結果、それを表現したホームページが何か人の心に訴え、反響につながるのだと思います。

もちろん、仕事は生きていくためにお金を稼ぐ手段でもありますから、個人が働くことも、会社の集客や営業もきれいごとだけではないこともあると思います。

それでも、だからこそ、リアルな姿が真にお客様や身近な人を思う姿であることがホームページでは大前提だと考えます。

ホームページは虚飾では意味がありません。
どんなにステキなデザインで作っても、マーケティングを行った上で作っても、本当の姿を映したホームページでなければ、例え一時的に反響が取れたとしても、その会社さんとの真のマッチングはないと思います。

「ホームページ制作は自社を振り返るいい機会だね」
ここのところ、続けて言われたことです。

コンテンツを見直していくうちに、会社を興したときのことを思い出したり、苦労した当時のことを思い出したり、そして今できていることや課題が見えてくる、といった会話になります。

リニューアルを機に、自社を見つめなおす。
願望(→経営理念)をみんなで共有し、実際に取り組まれている。

私はそういう会社さんのお役に立ちたいです。

もし、社内で理念の共有を図りたいがどのようにしたらよいか分からない、という経営者の方や広報担当の方がいらっしゃいましたら、全力でお手伝いさせてください。

大変な作業ですが、それがホームページを生かす近道です。

 

この記事を書いた人



錦織綾

ブランドプランナー 錦織 綾
出身:千葉県千葉市
資格:ブランド・プランナー/産業カウンセラー
趣味:ピアノ、合気道

工務店・住宅業界に特化したWEB制作会社に15年勤務。ウェブディレクターとして500社以上の中小企業のホームページ制作の実績をもつ。特に、各企業のブランディングを行ったホームページ制作を得意としており、数多くの人材採用・顧客集客の成功事例を生み出している。