こんにちは!
最近、ホームページのお問い合わせフォームから営業をいれてくる方が増えていますね。
月に数件なら良いですが、あまりに多くの関係ない営業メールが入ってくると、ちょっと迷惑に感じてしまいます。。。
今日はそんな営業メールにお困りの方向けの対策です。

使用している環境
・WordPress
・contact form7 でお問い合わせフォーム作成
※既存のファイルを変更するときは必ずバックアップを取るようにしてください


①営業っぽい言葉を含んだ場合にエラーが出るようにする

WordPressの
設定⇒ディスカッション⇒コメント内で許可されないキーワードに
【営業】【代理店】などの営業メールで使われそうなキーワードを
予め設定することで営業メールを減らすことができます。

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テレアポ代行
インサイドセールス代行
マーケティング
広告代理店

②備考欄などに英語のみの記述は禁止する

具体的にはfunctions.phpに下記を記述することで、
ひらがなを一文字以上入力していない場合はエラーが出るように設定します。
この対策によって海外からのスパムメールを防ぐことができます。
※functions.phpを編集するときは必ずバックアップを取ってください




//メールフォームの textarea にひらがなが無ければ送信できない(contact form7)
add_filter('wpcf7_validate_textarea', 'wpcf7_validation_textarea_hiragana', 10, 2);
add_filter('wpcf7_validate_textarea*', 'wpcf7_validation_textarea_hiragana', 10, 2);
 
function wpcf7_validation_textarea_hiragana($result, $tag)
{
    $name = $tag['name'];
    $value = (isset($_POST[$name])) ? (string) $_POST[$name] : '';
 
    if ($value !== '' && !preg_match('/[ぁ-ん]/u', $value)) {
        $result['valid'] = false;
        $result['reason'] = array($name => 'エラー / ひらがなを1文字以上、記入してお送りください。');
    }
 
    return $result;
}




↓↓こんな感じになります。


③IPアドレスを取得して除外

最後にご紹介するのは、かなりしつこく営業メールを送ってくる会社がいるときの対策です。
①と同じ方法で、営業してくる方のIPアドレスを除外します。


いかがでしたでしょうか。
こうすることで営業メールを除外することができます。
ただ、万が一お客さんになるかもしれない方を除外しないようにご注意ください。

それではまた次回!

この記事を書いた人



上級ウェブ解析士 水間 祐平

上級ウェブ解析士 水間 祐平
出身:千葉県千葉市
資格:上級ウェブ解析士/産業カウンセラー
趣味:映画鑑賞、スポーツ観戦、草野球

中小企業を専門に合計400サイト以上のホームページの運用・分析を担当。現在も常時100サイト以上のアクセス解析を行い、数値データから導き出す改善提案で、多くの成功事例を生み出している。また、企業のWeb・広報担当者向けにアクセス解析のセミナー研修を行っている。