こんにちは、ふたこぶらくだの錦織です。

やっぱり思春期ふたこぶはおもしろい!毎日がギャグのようです。
ま、それはワールドワイドウェブに載せられはしないので、置いておくとして。

ある経営者の方に勧められた書籍、『会社を「潰したくないなら」さっさとNO.2を育てなさい!』を読みました。
今日は遠出だったので、行きかえりの電車の中で読むことができました。

『会社を「潰したくないなら」さっさとNO.2を育てなさい!』の著者は、森下吉伸さんという工務店さんの社長さんです。現在は全国で数名しかいない心理学系のライセンスを5つ持っていて、中小企業のコンサルティング会社も運営されている社長さんだそうです。
※著書より抜粋

会社を「潰したくないなら」さっさとNO.2を育てなさい!至るところ、うんうんとふか~くうなずき、そうだ、こんなこときを付けよ!と思って付箋を貼っていたら、お花畑みたいになってしまいました。
あ、この角度だとちょうど付箋のお花畑が見えませんね。

それで、感想は言うと
「NO.1は謙虚な姿勢で地道に努力することが大切なんだな」
と思いました。

そして、
「NO.1がNO.2を大切にすると、NO.2はNO.1を守りたくなるし、支えようと思う。それが組織が伝播する」のかなと思いました。

 
と、なんだか複数人いる会社の人みたいな感想を書いてしまいましたが、彩企画はご存知のように超少人数です。
ちょっとしかいないので、現状は例えば意見が対立しても、協力して仕事をしなくてはなりません。

そのためにはお互いにきちんと言いたいことを言って、受け入れて、納得して、すっきりしないと仕事上かなりの支障をきたします。

密かにそのような危機がほんの時々ありますが、今のところは言いたいことを言えているかなと思います。

 
サラリーマン時代とかを振り返ると、不思議なもので、部下の立場にいると、上司の人がこちらに言いたいことがあってもどう伝えたらいいか悩んでいたり、伝えるべきときに言えなかった、とかそもそも言えなくて悩んでいるとかなんて、さっぱり見えなかったです。
そして、上司の人に文句めいたことを言ったら上司の人が傷つくことがあることも想像できなかったです。
ただひたすら上司に認めてほしいと思っていた(願っていた?)ようにも思います。

本にもありましたが、上司と部下は親と子みたいですね。

 
それで、本の感想はいくらでもあるのですが、今日嬉しかったこと。

こちらの本を読んで、彩企画のweb解析士くんに感想らしきことを話し始めたら、何を考えているのかをさらにお互いに知ることができたこと。
彩企画のお約束ごとメモの追記ができたこと。

「NO.1がNO.2を大切にすると、NO.2はNO.1を守りたくなるし、支えようと思う。それが組織が伝播する」

という言葉は、会話の中からまとまった内容です。

こちらの本がきっかけで「こういう風に仕事をしていこう」「こんな文化がいい」そんな会話ができ、やるべきことは他にいくらでもあるのですが、でも、仕事をしていく上での大切な時間になったように思います。

 
彩企画ではときどきそんな話になってこれ大事だね、という認識になったときに忘れないように、手書きで書いてファイリングしています。
創業前からのメモも入っているファイルなので、初心忘るべからずにとっても良いツールになっています。
お約束ごとがあんまりいっぱいになってしまっても大変かもしれませんが、このファイルに少しずつ文言が足されていくのはなんだかちょっと嬉しいです。

 
そして、『会社を「潰したくないなら」さっさとNO.2を育てなさい!』を紹介してくれた若い経営者の方を思い浮かべました。
どんな気持ちで読んだのでしょう。
そして未来をどう作られていくのでしょう。

次にお会いするとき、こちらの本のお話をするのが楽しみです。

 
謙虚さを持つこと、
人としてその人を認めること、
しっかり聴くこと、
覚悟を持つこと

そんなことを意識させてくれた1冊でした。

この記事を書いた人



錦織綾

ブランドプランナー 錦織 綾
出身:千葉県千葉市
資格:ブランド・プランナー/産業カウンセラー
趣味:ピアノ、合気道

工務店・住宅業界に特化したWEB制作会社に15年勤務。ウェブディレクターとして500社以上の中小企業のホームページ制作の実績をもつ。特に、各企業のブランディングを行ったホームページ制作を得意としており、数多くの人材採用・顧客集客の成功事例を生み出している。