こんにちは!ズマペンです。
今日は会社案内ページについて掘り下げて書いてみました。
自社のホームページと照らし合わせながら読んでみてください。

会社案内には訪れたユーザーの目的から、載せるべき情報を考える必要があります。
やみくもにたくさん載せてもダメ!
目的に沿った会社案内ページにしましょう!

ホームページに載っている会社案内情報一覧

まずは、企業のホームページでよく載っている情報や、一部載せている企業もある情報などを一覧にしてみました。

◆どの会社も載せている情報
・社名
・住所
・電話番号
・代表名
・従業員数
・事業内容
・資本金
・設立日


◆一部載せていない会社も多い情報
・営業エリア
・認定、保有資格
・許可
・沿革
・組織図
・取引銀行
・受賞履歴
・企業理念


会社案内を見に来る人は誰?なぜ見に来る?

会社案内を見に来る方は大きく分けて下記の3パターンです。
それぞれのパターンで見に来る目的を考えてみましょう。

①取引業者
事務的な情報が目的な場合が多いです。
電話するための電話番号、訪問するための住所、代表者名など
どの会社案内でも載せているような情報を見に来る場合が多いです。

アクセス解析で見る場合、いきなり会社情報だけ見にきて、
すぐ帰っているユーザーは取引業者だと判断できます。

②顧客
同じ顧客でも新規か既存顧客かで見に来る情報は全く違っています。
既存顧客の場合は、①取引業者と同様に、訪問したり連絡したりしたい場合に見に来ることが多いです。
新規顧客の場合は、まず目的として、この会社はどんな会社なんだろうか?しっかりした会社なのか?
安心して問合せしても良いのだろうか?と疑いながら見に来ています。
そのため、顧客に安心してもらえるような第3者機関から認められている会社なんだよ!とPRできる材料はたくさん載せておく方が良いです。
具体的には、認定・保有資格・建設業の場合は都道府県許可など、が有効です。
顧客をアクセス解析で追うと、会社情報を別の日にアクセスしてきたり、何回も見に来たりします。


③採用人材
そして最後に採用募集をかけている企業には、応募したいと考える人材が見に来ます。

新卒でも中途の場合でも、企業研究のために見に来ており、
・自分が勤めたいと思える企業なのか?
・募集内容と会社情報が合っているか?
・他の企業の会社概要と比べてどうか?
など、比較検討するために訪れます。

例えば、
・営業エリアが募集内容の勤務エリアと齟齬がある場合は×
・社員数、男女比、正社員とアルバイトの比率
・企業のビジョン、未来像はどんなことを考えているのか
見に来ていると思ってください。

また、採用人材は職場の雰囲気もチェックしに来るので、ブログだったりも細かく見ていることが多いです。

まとめ

あなたの会社情報がどうでしたか?
会社情報なんて、どこも同じものを載せているだけと考えてしまわないように注意しましょう。
自分たちが見てほしいユーザーをしっかり意識して、安心してもらえるような情報設計が大事です。
これを機会に見直してみてくださいね。



 

この記事を書いた人



上級ウェブ解析士 水間 祐平

上級ウェブ解析士 水間 祐平
出身:千葉県千葉市
資格:上級ウェブ解析士/産業カウンセラー
趣味:映画鑑賞、スポーツ観戦、草野球

中小企業を専門に合計400サイト以上のホームページの運用・分析を担当。現在も常時100サイト以上のアクセス解析を行い、数値データから導き出す改善提案で、多くの成功事例を生み出している。また、企業のWeb・広報担当者向けにアクセス解析のセミナー研修を行っている。