怒りズマペンどの業界でも少なからずあるかもしれませんが、
自社のノウハウを質問されたり、自分自身でやりたいという目的のために情報を求められることがあります。

その人が情報を引き出せる、使えるようになっている状態は、はたから見ると簡単に見えるかもしれません・・・
ただ、おそらく幾多の失敗と成功を重ねながら、勉強して研鑽してその状態に至っていることが多いのではと思います。

そこで、今回の記事では情報の価値について考察した内容を掲載していきたいと思います。

■そもそも情報の価値とは?

ここでは大きく3つに分けてまとめてみました。

①時間
練習時間、会得するまでの時間、調べた時間、勉強した時間、移動時間
時間はみんなに平等に与えられています。
例えば、プログラミングの知識を得るために費やした時間が1000時間あったとしたら、
その知識には1000時間分の価値がこもっていることになります。
遠くにセミナーに行ったのなら、移動時間も含まれます。

 

②費用
教材費、学校の費用、セミナー費用、移動費、交通費
これは単純にかかったお金です。本を買ったり、学校に勉強しに行ったりすれば当然ながらお金がかかります。
その知識や技能には、分かりやすくお金もかかっています。

 

③ノウハウ(専門知識)
これは、何かの知識を得たり、技能を会得しようとした経験がある方には、イメージが付きやすいかもしれません。
独自で発展させた技能や、自分の持っている知識・経験などから作ったもの、人より作業効率が良い、などなど
専門性が高い知識や技能は、人にはおいそれと真似できないものです。
それだけでノウハウとなり、高い価値を持っていると言えます。

どうですか?ここまでの内容で情報の価値が決して0円ではないことは伝わったでしょうか?
ただ実際には、何も考えずに安易に聞いたり、教えてもらおうとする人が一定数います。
それが情報の価値を知っている人と知らない人の違いです。


■情報の価値を知っている人

情報の価値、大事さを分かっている人は、安易に人に聞いたりしません。
まずは自分で調べたりして、自分がどこが分かっていないのか?理解しようとしたり、
自分にとっての難易度を把握しようとします。

そのうえで、必要な情報を会得するためには、どれぐらい大変かを知っているため、
まず教えてもらうことが当然!というようなことにはならず、人から聞くとき、教わるときの対価をきちんと考えています。
餅は餅屋と考える人は、自然と身についているかもしれないですね。

■情報の価値を知らない人(知ってるつもりの人)

反対に、情報の価値を知らない人は、
ただ自分の目的を優先していて、教えてもらえれば自分でできる!と勘違いしている人が多いです。
はっきり言って教えてもらってできるのは当然で、教えるのに手間がかかるのです。
そういったことに意識が及ばず、相手の時間を奪っていることなど全く意識していません。

そのため、全く調べずにただ聞いてくる人や、自分に必要な情報かどうか分からないまま、聞く人がいます。
自分で調べたりしないため、調べ方も身についておらず、だれか頼みの人間です。
当然ながら、聞いた後は忘れてしまうため、血肉となっておらず同じことを何回も聞いてきます。

ここで、ドキッとした人、私もそうなんじゃないか?と不安に思った方はおそらく大丈夫です。
なぜならこの記事を読みながら、自分自身を振り返り出来ており、相手のことを想う気持ちを持っているからです。
こう感じるやさしい方ほど、人に迷惑じゃないかと聞くのをためらってしまうことがあり、逆にもったいないことがあります。

要注意人物チェックリスト

下記の内容があてはまる人は、もしかしたら情報の価値を意識せずに聞いてくる「めんどくさい人」かもしれません。

①タダで専門知識についてを聞いてくる人
→自分でできないか?やり方を教えてくれ!こういった人は要注意。
 一般的な内容を聞いてくるぐらいだとまだよいのですが、
 専門的な知識についてタダで教えてくれという人はもはや論外です。

 

②情報目的なのに0円のセミナーに通う人
→情報は0円ではありません。それはどんな些細な情報やノウハウでも。
仮にですが0円のセミナーは、0円の価値しかないと思います。
営業されるのを覚悟で行くなら良いと思いますが、自分たちで使いたいというような情報を得ようと思うなら、お金がかかるセミナーや学校に行った方が効率的です。


もし情報の価値を知らない人に出会ったら・・・

離れましょう。
その人に情報の大切さや価値を説くのに疲れるだけで、
あなたの時間がもったいないです。



 

この記事を書いた人



上級ウェブ解析士 水間 祐平

上級ウェブ解析士 水間 祐平
出身:千葉県千葉市
資格:上級ウェブ解析士/産業カウンセラー
趣味:映画鑑賞、スポーツ観戦、草野球

中小企業を専門に合計400サイト以上のホームページの運用・分析を担当。現在も常時100サイト以上のアクセス解析を行い、数値データから導き出す改善提案で、多くの成功事例を生み出している。また、企業のWeb・広報担当者向けにアクセス解析のセミナー研修を行っている。